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2015年7月8日水曜日

Roland Jupiter-6のオシレイターの修理|DIY


Roland Jupiter-6のオシレイターの修理|DIY

引っ越して三年めくらいだが、一度も立ち上げていないというおそろしい状態のアナログシンセ二台。Korg Mono/PolyとRoland Jupiter-6。ようやく火を入れチェックした。古いものなので蒸気機関車に近い。

見事に壊れている。予想通りにひどいというか予想以上にひどい。 いろいろやってるうちにKorg Mono/Polyはシンプルな故障でシールドとの接触が悪くなっていただけ。いきなり大音量がなって直った。Korg Mono/Polyは故障がちの個体もあるらしいが、うちのやつはひじょうに安定していて丈夫だ。

問題はもともとジャンクがちだったRoland Jupiter-6だ。6という名前の通りオシレイターが6個入ってるのだが、その一個がもともと壊れている。その状態がさらに悪くなり弾いていて、そのオシレイターの順番が回って来たら大きなノイズを発するようになっていた。以前は出したり出さなかったりだったのだが。

 このRoland Jupiter-6だがすでにかなり手を入れている。(1)電源スイッチをバイパスして直結(2)マスターボリュームの可変抵抗器を交換(3)そこまで壊れていない可変抵抗器の分解修理、などであるが、中の電子回路自体はいじると『直すつもりが息の根を止める』ことになりかねないのでやっていない。

『直すつもりが息の根を止める』はよくやったので最近は慎重になった。

ポルタメントをうまく使うとノイズが乗らないセッティングもあるので、まったく使えなくはないが、現状ではほとんど使えないので、修理に乗り出してみようと思う。

JUPITER-6 オーナーズ・マニュアル
http://www.roland.co.jp/support/by_product/jupiter-6/owners_manuals/

[PDF] Roland Jupiter 6 Service Notes - Lojinx
http://dl.lojinx.com/analoghell/RolandJupiter6-ServiceNotes.pdf
[PDF] JP-6 senwce NOTES - Wise Guy Synth
http://www.wiseguysynth.com/larry/schematics/jp6/jp6-page01.pdf


 修理にかかせない電子回路図はここである。こういうのがネットに存在していると言うのはビンテージ機種の助かるところだ。修理の計画だが、テーマは『根本から壊してしまわないようにあまりいじらない』である。

Roland Jupiter-6は回路図によると、オシレイターのモジュールは2音と4音の二枚にわかれている。この中のどれかが壊れている(ただこの推測自体が間違っている可能性も忘れてはならない)。それで修理の方針だが

(1)モジュールに出入りしてるコードを外す(これではJupiter-6がJupiter-4かJupiter-2になってしまってポリフォニックで使えなくなるが、それはあまりかまわない)



(2) 壊れているオシレイターの出力を切る(できれば出力調整の可変抵抗器があればそれをゼロにすれば安泰なのだが。見当たらなかったら最悪の場合、基盤の線を切る。)

で行こうと思う。 (1)は簡易な方法。空けて3分くらいでできるかも。元に戻せるので安心な方法だ。(2)はもっと根本的な治療なのでやる気になったらやる。

問題はどうやったらどのオシレイターが壊れているかを見分けられるかだ。(1)の場合、二枚しかないのでやってみれば早いのだが、問題は(2)だ。

これは(壊れても良いような実験用の)パワードモニターがるのでそれのプラスとマイナスの線を回路の出力らしきところにあてて音を出してチェックしようと思ってるのだが果たして可能なのだろうか。オープンリールデッキを直した時(正確には完全に壊したが)はこれで探り当てられたが。

ニッチな人には乞うご期待。


見てると頭が痛くなる Roland Jupiter 6 Service Notes。

Roland Jupiter 6。明かりは付くのだが。


Korg Mono/Poly。これもがたがたになってきたな。