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2016年2月12日金曜日

リペアしていた三味線が完成!|修理


リペアしていた三味線が完成!
Repaired Shamisen(three-stringed Japanese banjo)

これは楽しいな。チューニングはDADにしていたがこれではきつそうなのでCGCにした。本調子というのか。オープンCである。バチもあるのだが、どう考えても鋭角なバチでこんな薄い皮の楽器を弾いたら破れるだろ、ということで指弾きにした。

三味線は構造のコンセプトに無理があるよな。弾いてみて、また邦楽器に興味を持ったのでいろいろYoutubeで見てわかったのだが、三味線は弦楽器のように見えるが同時に打楽器でもあるようだ。

バチで太鼓も同時に叩くのだな。太鼓を叩くのだからこのしゃもじみたいのをバチと呼んでるのかも知れんな。だから一度に弦楽器と太鼓をならせるというソロには便利な仕組みになっている。そのかわり破れるけど。

あと、むずかしいのはこんごどうみても西洋楽器とあわせて弾くことになるだろうけど、Youtubeをみてると『三味線で千本桜弾いてみた』『ロック三味線』などという西洋音楽を三味線で弾いたのが大量にでてくるのだが、どれもこれも虫唾が走るくらいださい。信じられないくらいかっこ悪い。

見てる分にはかっこいいのはトラディショナルな演奏だが、弾けるわけがないので、三味線で西洋音楽をやることになるのだが、これでは『三味線弾いてみた』になってしまう確率がかなり高い。これはどうしたらいいのか。

 この西洋音楽を演奏するとかっこ悪い、または西洋楽器と共演するとかっこ悪いというのは、邦楽楽器にかぎらず民族楽器ぜんぱんに言える問題だな。なにか偽物感が出てくるのだな!なんでかな。

とはいえ、演奏者としてはトラディショナル以外な場にも演奏を広めてみたい欲求はある、欲求以外にもそうせざると得ない宿命みたいものに命じられてやっているんじゃないかな。わからんかもしれんけど。

いっそうのこと、アーシーで恥知らずなスピリチュアル系ミュージシャンになって、ばかのように何も考えず、薬でラリってデイジュリドウやジャンベと共演するほうが幸せな気もする。

その困難な答えを見つけるのは本格的な邦楽演奏者の問題なので、自分としてはとりあえず、これは三味線ではなく三弦のフレットレスのバンジョーであるという認識で行ってみたい。裏もオープンバックだし。

そう解釈してみるとこれはなかなか強力な楽器で、このさき、フレットレスバンジョー(アメリカの田舎のバンジョーの先祖的な楽器)やウード(アラブ圏のフレットレス複弦楽器)のようなものを作ろうと思っていたのだが、三味線でその音が出るので作らなくてもよくなってしまった。

あと、フレットレスで皮張りなのでアフガニスタンのルバーブのようなサウンドとも捉えることができる。それと三弦だけビビリ音が出るようになっているのだが、これはシタールとも共通しているアジアの感覚だ。じっさいにシルクロードを通じて影響を与えあって展開して伝わってきたものなのだろう。

トラディショナルな奏法にとらわれず民族楽器的な演奏をするとおもしろいかもしれない。これもはたからみると結果的には『三味線弾いてみた』とかわらんかもしれんが。まあ、世の中そういうものだ。


胴当て。たくさんあったので両側につけたが、調べたら上だけにつけるらしい。きれいだから両側つける。


ヘッド。ペグが2種類あるがこれであってるのかわからない。


お尻。


オープンバックのほうがメンテがしやすいと思うが、接着剤の残りがぱらぱら落ちるので和紙くらい貼ったほうがいいかもしれない。


54とはなにか。


スタンドつき。三味線スタンドはトラディショナルなものらしいが構造がよくできてきて、二本立てることができる。

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