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2016年5月12日木曜日

謎のアナログディレィ『JHC JE-6100 ELECTRONIC ECHO CHAMBER』の正体を追え!


謎のアナログディレィ『JHC JE-6100 ELECTRONIC ECHO CHAMBER』の正体を追え!

ヤクオクで買った。2台で1000円。調べてみたがこれの素性がわからない。エフェクトのみを出力する端子がないのでスタジオ用ではなくカラオケ用なのだと思う。だから、さほど高級なものではないだろう。

Googleで調べると

JHC JE-6100 Echo Chamber アナログ・ディレイのレビュー ギターエフェクター専門 エフェクター・レビュー【松美庵】
http://matsumin.gozaru.jp/delay/JHC_JE-6100.html

自作エフェクターで有名なサイトのレビューがひとつだけ引っかかってくる。近所のハードオクで買ったようだ。この方は自作な人なのでさっそく中を調べたのでアナログディレイだということはわかった。

おもしろいのは海外のサイトがひとつも引っかかってこない。たいていはどんなレアなものでも、海外には情報が載っているものだが。じゃあ、日本国内のみで流通していたカラオケ機材だろうか、という推理が成り立つ。

しかし、もっと検索してると中国のメーカーが引っかかった。

Shenzhen JHC electronics co., LTD
http://www.szjhc.com/en/index/index.html

コンデンサーマイクなどを出してるのでここは怪しいと思ったが、会社創立が2000年代なので、新しすぎるようにも見える。見た目の印象とアナログディレイなので80年代の機材ではないかな。

Shenzhenは深センのようだ。この会社はHPのヘッダーやフッターを見るとShenzhen JHC electronics co., LTDなのだが、本文ではShenzhen KIMAFUN Electronics Co., Ltdと書いてある。よくわからない。

でも、この会社名で検索すると日本向けにも出しているのはわかった。しかし、もしこの深センの会社が出していたら、英語で検索で上がってきても良さそうなので、たぶん違うと推測している。


あと、さっき気づいたが後ろのシールに会社名が書いてあった。うかつすぎるな。

OKM electronics OSAKA

これを検索すれば簡単だな、と思ったが、調べるとバルブの会社が出てきた。バルブの会社はアナログディレイは出さないだろうな。

OKM 会社概要 - オーケーエム
http://www.okm-net.co.jp/profile/index.html


OKM electronicsで検索するとこれが見つかった。

オオクマ電子株式会社
http://okm.co.jp/


電子は近いな。ただ会社名が英語表記ではOOKUMA Electronics Co., Ltdになっている。OOKUMAを省略してOkm Electronics Co., Ltdと表記したのだろうか。あと、関西支社はあるが熊本の会社のようだ。でも、今の所ここが一番、怪しい気がするな。

さらに調べるとShenzhen Okm Electronics Co., Ltdというのが出てきた。

Shenzhen Okm Electronics Co., Ltd
https://szokm.en.alibaba.com/

日本語訳がこれ。
https://japanese.alibaba.com/supplier_wc4BAALMDMq9NNfIUsV9118rpPJz

また深センか!金属ケースを作ってる会社のようだ。二回も出てきたのでなにか中国方面も怪しい匂いはしているのだが。

こんな感じでよくわからないというのが結論だが、オオクマ電子株式会社が一番妥当な答えではないか、という気はしているが、熊本なんだな。

あと、意外な盲点があることに気づいたが、倒産した会社かもしれない。30年前に大阪で電子機材を作っていたOkm Electronics Co., Ltdがあったのではないか。これはありそうな話だ。

インターネットにはどんな情報でもあるように思えるが、意外と現行ではない中小企業の情報は少ない。ASAMA Percussionという会社のボンゴを持ってるが、検索するとほぼ俺のサイトしか出てこない。

ASAMA Percussion
https://www.google.co.jp/search?q=Shenzhen&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-b&gfe_rd=cr&ei=2f8zV9yADPT98wfbspDgCg#q=ASAMA+Percussion&safe=off&lr=lang_ja 

このように楽器メーカーでも倒産した中小企業だと情報がない場合が多いし、さらにこのディレイの場合はカラオケ機種のメーカーか何かである。なにも出てこなくてもおかしくはない。


アナログディレイなので並べると見た目がかっこいい。音は率直に言うとたいしたことがない。どういう音がするかというと、カラオケのエコーの音がする、やはり、カラオケ機材か。安っぽい所がダブっぽいと言えなくもないが。

簡単にチェックした段階では、セッティングによってはノイズが大きくて使い物にならない。マイクアウトだとなんとか使えそうだが。

それといきなり、片方が電源が入らなくなった。それまで快調だったのでヒューズが飛んだと思うが、開けてメンテナンスしてみないと。


 印象では80年代くらいか。


ディレイタイムは300msくらいまで。MaxonのAnalog Delay AD900みたいにきれいなエコー空間ができるわけではない。単にこもってるだけというか。まあ、カラオケっぽい。


ラインインとラインアウトがあるのは、多少はスタジオ機材ぽい使用法も考えているようだ。


裏に何か配線のメモがしてある。SENDとか言ってるので、どっかのスタジオででも使っていたのだろうか。

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